非可聴音とは、人が耳で聞くことのできない周波数の音を指します。
一般的に人が聞こえる周波数の範囲は20Hz~20KHzと言われ、その範囲を可聴域と呼びます。
可聴域を超える音は人には聞くことができませんが、例えばイルカは150KHzまで聞こえると言われており、
スマートフォンでも音を拾うことができます。
この非可聴音の特長として、インターネット通信なしでスマートフォンやロボット、スマートグラス、IoTなどの
多様なデバイスを動作をさせることができるため、電波の届かないところや災害時に通信が混雑した際に、
画面上に避難経路を表示させることもできます。
非可聴音を利用することで、演劇や映画で字幕や解説をデバイス上に表示させたり、
スタジアムなどの大規模な施設で同時にコンテンツ(来場特典動画や災害情報など)の再生が可能です。